食事をする時やパソコンを使う時など、麻痺している右腕は机の上に置くようにしてください。と言われました。
なぜかと言うと、
体のバランス、姿勢が崩れるからだそうです。
バランスや姿勢が崩れると、体も傾いてしまいます。
私の麻痺した右側は、肩・肩甲骨から下がっています。
なので、腕を机の上に乗せることで、麻痺していない左とのバランスが保つのと、本来の位置がここだと認識させるのです。
とは言うものの、机の上に腕を置くのも上手くできず、すぐに滑って落ちそうになります。
今は幸い指に力が出てきているので、机に指を引っかけて支えています。
ちなみに、肩甲骨から指先までむくんでいると言われました。
こうして写真で見ると、確かにむくんでますね。
フォークを持つ時の動作
食事はまだ、左手でスプーンやフォークを使って食べています。
手の指に力が入るようになってきて、右手でもいけるんじゃない?
と、フォークを持たせてみたら、入院して10日目で持つことができました!
とはいえ、ただ持てただけです。
今まで、何も考えず使っていたスプーンやフォークですが、
手を動かすそれぞれの力や、細かい動作があってこそ使えるんだと、動かないことではじめて認識しました。
指の力
握る力
手首を支える力
手首を動かす力
手首のスナップ
腕の力
肩の力
肘を動かす力
などなど、今気づいたところだけでもこれだけあります。
ここにきてようやく、早く右手で食べたいなあ。とそんな風に思えるようにもなりました。