今旬の豆ですが、タンパク質・ビタミン類・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。
そして、たくさんの種類がありますよね。しかもそれぞれ主な栄養成分が違うのをご存じでしょうか?今回は主な栄養成分別にグループ分けしてみました。
豆類を栄養素別にグループ分け
豆類は、主要な栄養構成で見ると「炭水化物グループ」「脂質グループ」と、大きく2つのグループに分けることができます。
炭水化物グループ
ひよこ豆、えんどう豆、あずき、いんげん豆、そら豆など
乾燥豆の重量の50%以上がでんぷんを主体とする炭水化物です。
たんぱく質も約20%と豊富に含みます。
脂質は約2%しか含んでいません。なので「低脂肪・高たんぱく」食品なのです。
また、食物繊維がごぼうの2倍、さつまいもの3倍も含まれています。このため、美容やダイエット、健康維持に効果的な食品です。
脂質グループ
大豆、落花生(ピーナッツ)
脂質は、大豆(乾燥豆)が重量の約20%と多め、さらに落花生(乾燥豆)は約50%とかなり高めです。
タンパク質は、大豆が約30%以上と非常に多く、落花生も約25%と多めです。大豆が「畑のお肉」と呼ばれるのはこのためです。
一方、大豆の炭水化物の含有量は約30%で、「炭水化物を多く含むグループ」の豆の半分程度となっています。
豆類には、脳の働きを高める効果や、美容、アンチエイジング、成人病・がんの予防にも役立ちます。子供のころ、あまり好きではなかった豆ですが、今では一部を除きかなり好きな方なので、しっかり食卓に並べようと思います。