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「曲がりネギ」は栄養、味ともに優秀

ネギは大きく分けて「根深ねぎ」と「葉ねぎ」の2つがあります。

「根深ねぎ」は根本の白い部分を食べます。
関西では「白ネギ」、関東では「長ネギ」と呼ばれていることが多いようです。
お鍋に入れたり、焼いたりします。

葉ねぎ」は白い部分が少なく、細く枝分かれしているのが特徴でしょうか。
薬味や炒め物などに使われることが多いです。

今回はそんな白ネギを「曲がりネギ」にしてみました。

なぜ、曲がりねぎ?

一般的な白ネギは真っすぐですが、曲がりネギは、白い部分が弓のように曲がった形をしています。これは自然に曲がるのではなく、曲がるように育てるのです。

では、なぜわざわざ曲げるのでしょう?

そもそも、「曲がりネギ」発祥の地とされている仙台市は、地下水の水位が高く、水はけが悪く土に湿度が高いため、縦長の長ネギ栽培には不向きな土地だったようです。

そこで、ある程度育ったネギを一度抜き、傾斜を付けた土の上にネギを寝かせ土をかぶせると、寝かされたネギが起きようとし曲がって「曲がりネギ」ができあがります。

しかも、曲げることで、ネギにストレスがかかり、柔らかく甘くなります。

曲がりねぎに挑戦

ネギ好きな私は、年末に仙台市宮城野区の『みやぎっ子食農くらぶ』さんから、子供たちが頑張って育てた『みやぎっ子元気ネギ』をお取り寄せ。

箱ギュウギュウに詰めて送っていただきました。
収穫したてを送ってくださるので新鮮そのものです。

一度では食べきれないので、畑で土のお布団をかぶせて保存。

根菜もそうですが、たくさんある場合は土の中で保存すると長持ちします。

土に寝かせて約1か月、ネギの青い部分が伸び、起き上がってきました。

曲がってるところが一番甘いようです。
少し曲がってきましたが、既にちょこちょこ食べているので残りわずかです。

ネギの栄養

昔からネギは、漢方として風邪の引きはじめの治療や予防として用いられてきました。
カリウムが含まれているので、血圧予防にもいいですね。

辛み成分である「アリシン」
病原菌のタンパク質と結合することで殺菌作用があり、カビやピロリ菌、細菌などの繁殖を防ぐのに役立ちます。血流を促すことで、体を温めてくれます。

免疫機能の維持に欠かせない「ビタミンA・C」
ビタミンAが不足すると粘膜が乾燥し、感染症にかかりやすくなります。感染症やストレスがあると、ビタミンCが消費されます。ネギは両方の栄養素を含むため、とくに感染症の流行する時期は積極的に取り入れるといいでしょう。

貧血を防ぐ「鉄」
貧血予防に大切な鉄はネギの青い部分に多く含まれています。

高血圧予防になる「カリウム」
高血圧は塩分の摂りすぎが主な原因です。
カリウムは塩分の摂りすぎを調節し、血圧を下げる働きをします。

整腸作用のある「食物繊維」
食物繊維は腸を刺激し、排便をスムーズにしてくれます。
善玉菌が増えるのを助け、腸内環境を整えます。

骨の健康を保つ「カルシウム」
カルシウムは特にネギの青い部分に多く含まれていて、牛乳に劣らない含有量があります。

<100gあたりのカルシウム含有量>
・青ネギ:80mg
・万能ネギ:100mg
・牛乳:110mg

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コメント

  1. 明松節子 より:

    ともさん、こんばんは!!
    お久しぶりです。
    美味しそうなネギですね~
    畑も、ずいぶん頑張っていらっしゃいますね。
    あれからもう一年以上過ぎたんですね、順調な回復何よりです。
    3月には台湾ですか?
    先に楽しみがあるのは、モチベーションが上がりますね。
    5月のライブで、お会いできるのを楽しみにしております。

    • とも より:

      明松さん、1年って早いですね。
      目先に人参ぶら下げて頑張るタイプです(笑)
      私にとっての横浜は、銀座のリベンジでもあります。
      お会いできるの楽しみにしています!